MirageiX(ミラージークス)は44キーの一体型キーボードです。
PCBを極限まで切り詰めたことでキーキャップのみが浮き出るようなビジュアルを実現しました。
透明なアクリルケースを用いることで蜃気楼のようなキーボード表現が楽しめます。
キー配列もTRONというキーボードの配置を参考にしているため、見た目以上にスムーズなタイピングを実現します。
キースイッチはソケットで固定されるため、キースイッチの交換を容易に行えます。
MirageiX is a 44-key integrated keyboard.
The PCB has been trimmed to the limit to create a visual appearance in which only the keycaps seem to float.
By using a transparent acrylic case, you can enjoy a mirage-like keyboard expression.
The key layout is based on the TRON keyboard layout, making typing smoother than it looks.
Keyswitches are fixed with sockets, allowing easy replacement of keyswitches.
一部の画像は遊舎工房の商品サイトのものを流用させて頂いております。
| 画像 | 部品 | 個数 | 備考 |
|---|---|---|---|
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基板 | 1 | |
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ダイオード(SMDタイプ) | 44 | キースイッチの入力を伝達します。 |
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タクタイルスイッチ - 2pin 3.5x6x4.3mm | 1 | ファームウェアを書き込む際に使用します。 |
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ウレタンクッション | 8 | 滑り止めとして底面に貼ります。 |
| ネジ(M2 5mm) | 26 | スペーサーとプレートを固定します。 | |
| スペーサー(M2 5ミリ以上) | 13 | スペーサーとプレートを固定します。 |
| 画像 | 部品 | 個数 | 備考 |
|---|---|---|---|
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Pro Micro | 1 | MCU(Micro Controller Unit)というキーボードの頭脳部分です。 |
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コンスルー | 2 | MCUの交換を容易にします。無くても組み立てることは可能ですが、故障時や組み立てミスの際にリカバリーがしやすくなります。採用を強く推奨します。 |
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キースイッチソケット(MX) | 44 | キースイッチの取り替えが用意になります。 |
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Cherry MX互換キースイッチ | 44 | |
| Cherry MX軸用キーキャップ | 44 | 全て1uとなります。 | |
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スイッチプレート | 1 | 遊舎工房のキーボードアクリルプレートで発注 or こちらのデータをレーザー加工サービスにて発注(450x300mm)してください。 |
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ボトムプレート | 1 | 遊舎工房のキーボードアクリルプレートで発注 or こちらのデータをレーザー加工サービスにて発注(450x300mm)してください。 |
初めての方は、こちらを購入するのが確実です。
| 道具 | 備考 |
|---|---|
| ハンダごて | おすすめはHAKKO FX-600です。こて台もあると、より作業をスムーズに進められます。 |
| ハンダ | こちらなどを使う方が多いようです。 |
| ピンセット | 100均などで手に入るものでも充分利用できるかと思います。 |
| ニッパー | 100均などで手に入るものでも充分利用できるかと思います。 |
| 道具 | 備考 |
|---|---|
| マスキングテープ | キースイッチをハンダ付けする際に役立ちます。 |
基板にダイオードをハンダ付けします。ダイオードはキースイッチを押下した際に電流をMCUに伝達する役目を持ちます。

ダイオードは基板の裏側から取付けます。ダイオードの配置箇所の「▷|」の縦線とダイオードの線の方向が同じになるように置きます。

基板のダイオードハンダ付け箇所の片方にハンダを事前に載せておきます。(予備ハンダ)

ピンセットでダイオードを掴みながら、予備ハンダを溶かしてダイオードの片側をハンダ付けします。

当キーボードではありませんが、SMDダイオードのハンダ付け手順を動画にまとめたものです。
IMG_7067.1.mov
リセットスイッチはファームウェアを書き込む際に使用します。
基板を裏返してタクタイルスイッチの足が出ていることを確認します。

MCU(Micro Controller Unit)は簡単に説明するとキーボードの頭脳部分です。キースイッチ等の入力を処理してPC等に伝達します。
コンスルーを取り付けます。コンスルーは故障したときや組み立て手順を間違えてしまった際のリカバリーを容易にします。使用することを強く推奨します。 当ビルドガイドではコンスルーを用いた手順のみを公式とします。ご了承ください。 コンスルーには向きがありますので確認の上基板に挿し込んでください。基板とのハンダ付けは不要です。

Pro Microをコンスルーに挿します。この時コンスルーのピンがPro Microから出ていることを確認します。

Pro Microとコンスルーをハンダ付けします。コンスルーと基板はハンダ付けしないでください。

ファームウェアのソースコードはこちらです。
ファームウェアを書き込んで動作チェックを行います。MCUとPCを接続してください。
以下の項目は異なるキーボードの画像を使用していますが、手順は同様です。
Pro Microにファームウェアを書き込みます。ファームウェアはRemapから書き込むことができます。
Remapでのファームウェア書き込みはこちらを参照すると手順が分かりやすいかと思います。
Remapの使い方はこちらを参照するのが分かりやすいかと思います。
RemapでダイオードやPro Microが正しく動作するかを確認できます。USBでPCに接続しRemapを開いた後に、右下の3点リーダからTest Matrix modeを選択してください。

金属製のピンセットなどで赤丸の箇所を通電させることで擬似的にキースイッチの入力を再現できます。スイッチソケットを用いない場合はキースイッチ用の穴同士をピンセットなどで通電させます。

全てのキースイッチが点灯するかを確認します。なお、分割型のキーボードの場合は、ファームウェアは左手側をUSBとして接続することを前提としているので、片手側のみを接続した場合は左手側が点灯します。

もし点灯しないキーがあった場合はダイオードやスイッチソケットのハンダ付けを再度行うと改善することがあるかと思います。
キースイッチソケットは基板とキースイッチを接続するものです。この部品を用いることでキースイッチ自体を基板にハンダ付けする必要がなくなるのでキースイッチの交換が容易になります。
基板にあるキースイッチハンダ付け箇所の片側にハンダを載せておきます。(予備ハンダ)

キースイッチソケットをピンセットで持ちながら予備ハンダを溶かしながらソケットの片側と基板をハンダ付けします。

スイッチプレートに保護シートがある場合は剥がしてください。アクリル板の場合は水を少量つけてピンセットで端を持つと剥がれやすいことがあります。

キースイッチを用意します。
数個のキースイッチをスイッチプレートに挿し込んで、基板とスイッチプレートをキースイッチで仮止めします。その後、全てのキースイッチを取付けます。

ボトムプレートに保護シートがある場合は剥がしてください。アクリル板の場合は水を少量つけてピンセットで端を持つと剥がれやすいことがあります。

スペーサーとネジを使用してボトムプレートとスイッチプレートを固定します。

ボトムプレートの上面側から挿したネジをスペーサーで固定します。

ボトムプレートの上に基板とスイッチプレートを重ねて、スペーサーとスイッチプレートをネジで固定します。

滑り止めとしてウレタンクッションやゴム足シールを底面に貼り付けます。

姿勢や打鍵スタイルにあわせて滑り止めを貼ります。以下は取り付け例です。

完成しましたら、ぜひSNSなどに写真を投稿頂ければと思います。
Twitterのハッシュタグは #MirageiX #自作キーボード を付けていただけると幸いです。
キットを組み立てた感想や、キーボードを使った所感などをお待ちしております!
また、毎週日曜日の19時より実施されている#KEEP_PDに投稿頂くこともオススメです。
開催の告知は@KEEB_PDにて行われております。
ご不明な点などございましたら、@takashicompanyにメンションやDM頂ければ回答できるかと思います。





















