Tasklist は、シンプルなタスク管理を行うための Web アプリケーションです。タスクの作成、表示、編集、削除といった基本的な CRUD (Create, Read, Update, Delete) 操作をブラウザ上から行えます。
- タスク一覧表示: 登録されているすべてのタスクを一覧で表示します。
- タスク詳細表示: 各タスクの詳細な内容(ID、仕事内容、作成日時、更新日時)を表示します。
- タスク新規作成: 新しいタスクを登録します。
- タスク編集: 既存のタスクの内容を更新します。
- タスク削除: 登録済みのタスクを削除します。
- JSP (JavaServer Pages): ユーザーインターフェース (UI) のレンダリングに使用。
- JSTL (Jakarta Standard Tag Library): JSP 内でのロジック記述を簡素化。
- Jakarta Servlet: HTTP リクエストの処理とビジネスロジックの実行。
- Hibernate (JPA 実装): オブジェクトリレーショナルマッピング (ORM) によるデータベースアクセス。
- Jakarta Persistence API (JPA): データベースとの対話を行うための標準 Java API。
- MySQL (8.0.28)
- Maven
- Apache Tomcat 10.1.23: アプリケーションのデプロイと実行。
このアプリケーションをローカルで動作させるためには、以下の環境が必要です。
- Java Development Kit (JDK) 17 以降: Java アプリケーションのコンパイルと実行に必要です。
- Apache Maven 3.x 以降: プロジェクトのビルドに必要です。
- Apache Tomcat 10.1.x: Web アプリケーションサーバーです。
- MySQL 8.0.x 以降: データベースサーバーです。
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リポジトリのクローン:
git clone https://github.com/chokkura/tasklist.git cd tasklist -
MySQL データベースのセットアップ:
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MySQL サーバーを起動し、アプリケーションで使用するデータベースを作成します。
CREATE DATABASE IF NOT EXISTS tasklist_db CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_unicode_ci;
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src/main/resources/META-INF/persistence.xmlファイルを開き、データベースの接続情報(URL, ユーザー名, パスワード)を環境に合わせて設定します。
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Maven プロジェクトのビルド:
プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行し、WAR ファイルをビルドします。
mvn clean package
ビルドが成功すると、
target/tasklist-0.0.1-SNAPSHOT.warのような WAR ファイルが生成されます。 -
Tomcat へのデプロイ:
- Apache Tomcat 10.1.23 を起動します。
- 生成された
tasklist-0.0.1-SNAPSHOT.warファイルを Tomcat のwebappsディレクトリに配置します。 - Tomcat が自動的にアプリケーションをデプロイします。デプロイが完了すると、
webappsディレクトリ内にtasklist-0.0.1-SNAPSHOTという名前のフォルダが作成されます。
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アプリケーションへのアクセス:
Web ブラウザを開き、以下の URL にアクセスします。
http://localhost:8080/tasklist-0.0.1-SNAPSHOT/index(Tomcat のポートが 8080 でない場合は適宜変更してください。)
- コントローラー:
src/main/java/controllers/に各機能のサーブレットが配置されています。 - モデル:
src/main/java/models/Task.javaがタスクエンティティの定義です。 - ビュー:
src/main/webapp/WEB-INF/views/tasks/およびsrc/main/webapp/WEB-INF/views/layout/に JSP ファイルが配置されています。