コーパイロット・スペース を使うと、Copilot がユーザーの質問に答えるために使うコンテキストを整理できます。 スペース には、リポジトリ、コード、pull request、issue、音声テキストやメモなどの自由形式のテキスト コンテンツ、画像、ファイル アップロードを格納できます。 Copilot を利用してコンテキストに基づいた質問をしたり、チームとスペースを共有したり、パブリックに共有したりして、コラボレーションと知識の共有をサポートすることができます。
コーパイロット・スペース を使用する理由
1 人の作業でもチームの共同作業でも、スペース を使うと Copilot をいっそう便利にできます。
コーパイロット・スペース を使うと、次のことができます。
- Copilot から、より関連性の高い具体的な応答を得ます。
- タスクに必要なものを 1 か所で集めることで、フローに留まります。
- 知識をチームと共有して、質問の繰り返しを減らします。
- チャット履歴の外部でも有効なセルフサービスのコンテキストにより、オンボードと再利用をサポートします。
プロジェクトの進化に合わせて、スペースの同期が維持されます。 スペースに追加された GitHub ファイルとその他の GitHub ベースのソースは、変更されると自動的に更新され、Copilot はプロジェクトの常に常に専門家になります。
スペース を使用できるユーザー
Copilot のライセンス (Copilot 無料 を含む) を持つすべてのユーザーは、スペース を作成して使用できます。
スペース を共有できるのは誰ですか?
スペース は個人アカウントもしくは組織に属することができ、共有オプションはスペースの所属者が誰であるかによって異なります。
組織所有のスペース
組織所有のスペースは、他の組織のメンバーと共有でき、他のメンバー (管理者、エディター、ビューアー) に付与するアクセス レベルを決定します。
または、組織のメンバーに "アクセス権なし" を付与し、領域を非表示のままにすることもできます。
個別所有のスペース
個人用アカウントに属するスペースは、パブリックに共有したり、特定の GitHub ユーザーと共有したり、スペースを作成したユーザーに非公開にしたりできます。
パブリック共有スペースは、既定ではビュー専用です。
閲覧者は、自分がアクセスできるソースのみを表示できます。
スペース を作成または使用する資格はユーザーベースであり、Copilot シートをユーザーに付与する組織によって異なります。 現時点では、スペース を構成していない、または スペース が無効になっている組織では、スペースの作成がシステムによってブロックされません。 つまり、Copilot シートが別の組織から取得され、スペース が有効になっている場合、ユーザーはこのような組織にスペースを作成できます。
スペース を使用できるユーザー
コーパイロット・スペース の GitHub の Copilot チャット を使用できます。 また、IDE の GitHub MCP サーバーを使用して、IDE 内の コーパイロット・スペース を利用して、スペースからコンテキストにアクセスすることもできます。
スペース の使用がユーザーの使用状況に及ぼす影響
スペースで送信する質問は、Copilot チャット 要求としてカウントされます。
- Copilot 無料 ユーザーの場合、この使用量は毎月のチャット制限にカウントされます。
- Premium モデルで スペース をお使いの場合、この使用量は Premium 使用量クォータにカウントされます。 ユーザーが Premium モデルに送信するすべての質問は、1 つの Premium リクエストとしてカウントされて、モデルの乗数がそれに掛けられます。 各モデルに適用される乗数については、「GitHub Copilot における要求」をご覧ください。
次のステップ
スペース を使い始めるには、「GitHub Copilot Spaces の作成」をご覧ください。